キャリア特進コースは1年次は共通クラス、2年次から2つのレーンに分かれます。
大阪成蹊大学教育学部の先生による授業を実施します。大学の講義と同じ専門的な学びを体験することで、教員という仕事について深く理解します。また、自分の適性を再確認し、将来の進路志望を明確化することができます。授業では、グループワークやディスカッションを通してより主体的に学べるように工夫しています。
教育特進レーンのカリュキュラムでは7時間目および放課後の講習は設定されていません。そのため、放課後や長期休暇を活用してクラブ活動や生徒会活動、海外研修など多くの経験を積むことができます。高校時代のこのような経験は将来教員として子供たちと向き合うときに生きてくるはずです。
高大連携授業などで得た教育に関する知識を、実際の現場でどのように活かしているかを見学します。事前学習でどこに重点を置いて見学してくるのかを考え、事後学習では見学実習で気づいた点、疑問点、工夫がされていた点などを発表しあい、教育問題について様々な視点からアプローチします。
スーパー特進レーンではそれぞれの進路に向けた多くの選択授業、各教科の進度や生徒の理解度に合わせた放課後講習や長期休暇中の講習を実施しています。平日7限授業や必要に応じた講習により、確かな学力を習得します。
2020年の大学新入試では、今までのような知識に頼って回答を導き出す形式から、自分の考えを論理的に表現し、新しい答えを創り出すものに変わります。「貧困地域における女性教育」「少子高齢化」などのテーマでディベート・小論文の作成・プレゼン等を行い、思考力・表現力・協働力が問われる入試でも続々と合格しています。
自己理解と社会理解の重なりを広げるために、週1回、自身の進路について考え、表現する時間を設けています。
大手企業が主催している、地元地域の環境・食に関する課題を考え、地域活性化をめざす高校生を対象としているプログラム「若武者育成塾」に本コースの生徒が選出されて参加しています。学外の組織や人とも協力しながら課題解決能力を育んでいます。
若武者育成塾での実際の取り組みの様子は、こちらからご覧ください。