幼児教育コース こども文化特別授業の様子(絵本作家講演会)
25.12.02
2025年10月30日、幼児教育コース3年生の科目である「こども文化」で、大阪成蹊大学客員教授である絵本作家谷口智則先生の特別授業を受けました。
多くの絵本の読み聞かせをしていただき、学びの多い時間となりました。
谷口先生の代表作は『100人のサンタクロース』です。
今回、そのサンタクロースの描き方についても教えていただき、生徒たちはそれぞれオリジナルのサンタを描きました。
どれも個性あふれる素敵なサンタに仕上がりました。
そして、11月に発売された新作『100人のサンタクロースの12かげつ』を、発売前にひと足早く読み聞かせしていただきました。
とても貴重で心に残る時間となりました。
現在全国で販売されているビスコは、期間限定で谷口先生が描きおろしたオリジナルデザインになっています。
生徒の感想より抜粋
- ・くり返し言葉やリズム・擬音語などを使うことで、次どうなるんだろうと想像できることを教えていただきました。その後、実際に読み聞かせをしていただいた時に「次は何になるんだろう」「どこにサンタがいるのかな」などと私自身も探していたので、子ども達も楽しいだろうと思いました。また、小さいころに見た絵本と今、高校生になって見る絵本では見方が異なり、絵本はいくつになっても面白いと思いました。
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- ・多くの絵本を読み聞かせしていただき、気づいたことは子どもの頃は絵本の内容の意味を理解できたと思っていても、高校生になってまた見たり読んだりすると、とても深い話であることがわかり、とても貴重な機会をいただけたと思いました。
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- ・話を聞いて、絵本の楽しさをもっともっと知ることができ、絵本一つにしても様々な想像をすることができるので楽しみ方が多くあることに気付きました。谷口先生の絵本の素晴らしさを今日でたくさん知れたので、他の絵本も読んでみたいと思いました。
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- ・一時期、絵本に携わる仕事に就きたいと考えていたことがあったので、今回の講演はとても貴重な経験になりました。100人のサンタクロースは読んだことがありましたが、今回さまざまな絵本を聞いたり調べたりして、谷口先生のイラストが好きだと思いました。四條畷のイオンにある絵がとても可愛いと思っていたので、その絵が谷口先生の作品だと知って驚きました。
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- ・この講演会を聞いた後に、友人と高槻の百貨店に行くと谷口先生の大きな絵が飾られていてとても驚きました。なんばにサンタのオブジェがあった時も一緒に写真を撮った経験があるので、谷口先生のサンタさんには思い出があります。そんな先生の講演を授業で聞けてとても良かったです。
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- ・絵本は文章がなくても絵だけを見て読み取ることができるということが印象に残りました。今まで、文字のない絵本を読んだことがなかったので、今回実際に見せていただいた時に内容がしっかりと伝わってきて、自分で想像することもできて驚きました。この経験を通して、子ども達がいつもどう受け取っているのかなど、子どもの目線になって考えることができました。絵本が大好きなので、多くのことを学習できて良かったです。