お知らせ

10月2日全校朝礼での学校長講話

17.10.02

平成29年度 大阪成蹊女子高等学校 10月全校朝礼講話

 
学校行事の上では、今日は平成29年度の半分が終わったことになります。
3年生の皆さんは、あと半年で卒業ということになります。併設大学や短大の内部進学の入試も終わりました。
しかし、他の大学入試はまだまだ続いており、有終の美を飾るという言葉がありますが、進路が決まったとしても、最後までしっかりと学習し、十分に成長し、卒業してもらいたいと思います。
 
さて、1年生、2年生の皆さん、先日の文化祭、コーラスコンクールでは、多くの生徒の皆さんが、それぞれの持つ力を十分に発揮され、今年もすばらしい文化祭にしてくれました。大変うれしく思います。
文化祭のような学校行事では、活動を通じてクラスが団結する、クラスがまとまるという目標を持ち、全員で取組むということは、とても大切なことです。
目的を持つというのは、私たちのすべての活動に当てはまるものです。
何の目的も無ければ、わたしたちは行動する値打ちはありません。皆さんが成蹊女子高校に通う目的も、高校卒業ということは当然として、将来の自分を生かすための学びと、様々な資格を取り、成長するということだと思います。
「行事を行う」、「部活動を行う」という、何かの行動にも、それはそれなりの目的と目標があるのです。
しかし、その目的の立て方、設定の仕方で、その人の行動は変わり、他者からの評価も大きく変わります。
 
今日は、この目的の設定について、久しぶりにイソップ物語の話を引用しました。3分程度の動画を見てください。
 
動画 イソップ寓話より《3人のレンガ職人》
 
3人のレンガ職人が仕事をするにあたって、その目的意識は全く異なっていました。
とりわけ、仕事の場合には、自分のためにという目的で仕事するより、人のため、社会のためにという目的の仕事が、真に長続きし、高い職業意識と達成感を生むというのは当然のことであると思います。
本校で学ぶ、すべての生徒が高い目的意識を持ち、行動し、学んでくれることを期待して、10月の講話とします。
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