お知らせ

12月22日終業式での学校長式辞

17.12.22

平成29年度 大阪成蹊女子高等学校 第2学期終業式式辞

 
2年生の海外修学旅行も無事に終わり、今日は2学期の終業式を迎えました。
この2学期は、文化祭などの学校行事、その他にも様々なコース行事があり、また3年生にとっては進路を決める大事な入試もありました。
まだ、進路決定に向け頑張っている3年生もいます。1年生から3年生まで、多くの生徒が、この2学期も頑張ってくれたと思っています。
 
さて、先週の土曜には、本年度最後のオープンスクールがあり、8回のオープンスクールを合計すると、のべにして中学生約4000人、保護者を合わせると全体では約5700人が本校の説明会に来られました。
恐らく、女子高校ではダントツの人数だと思います。
たくさんの人が来られましたが、その際、多くの本校生がボランティアとして、案内や説明などのおもてなしに、大活躍してくれました。
毎年たくさんの中学生が本校を志願してくれますが、参加者のアンケートを見ると、出迎えた生徒の皆さんが素晴らしい、挨拶での明るい表情が大阪成蹊女子高校の大きな魅力であると述べられています。
まさに、本校の最大の特色は、皆さん方、生徒の笑顔と挨拶、本校生の素晴らしい人間力が人気の要因だと思っています。
 
2017年のこの春、この人間力を磨くひとつの方法として、宝塚音楽学校の舞台裏に書かれた、『不美人になるための25か条』という伝説の教えが、注目を浴びました。
宝塚音楽学校は、女子に大変な人気で、入学が難しく、入学後の厳しい躾と学習で世に知られています。
宝塚歌劇団の、華やかで、あでやかな世界の舞台裏で、脈々と伝えられている人としての教えと諭しを皆さんに紹介したいと思います。
皆さん方自身に、いくつ当てはまるか考えてみてください。
 
『不美人になる25か条』
 
 
この25か条のうち、どのくらい自分に当てはまっていましたか。いくつか、あてはまる人は、是非、そうならないよう、自分を律し、この教えを謙虚に受け入れてください。
特に、25番目の意欲がないというのは大きな問題です。人は、前を向き、いろいろなことにチャレンジし、夢を持つことが人生で最も大切です。
また、志を立て、前に進むことは、その人の存在を大きくするものです。
この25か条のうち、どのくらい自分に当てはまっていましたか。いくつか、あてはまる人は、是非、そうならないよう、自分を律し、この教えを謙虚に受け入れてください。
特に、25番目の意欲がないというのは大きな問題です。人は、前を向き、いろいろなことにチャレンジし、夢を持つことが人生で最も大切です。
また、志を立て、前に進むことは、その人の存在を大きくするものです。
 
この『不美人の25か条』は、美しさとは、外見ではなく、心の内面から湧き出てくるものだという大切なことを教えています。この人生哲学を、逆説的な表現で、わかりやすく、自らを顧みる機会をこの言葉で与えてくれました。
この冬休み、不美人になる項目を一つでも減らして、来年の新学期には、美人となり、輝かれる皆さんに会えることを期待して、2学期の終業式の式辞とします。
 
 
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