キャリア進学コース国際観光レーンでは「キャリアデザインβ」の授業で、学園内連携授業をはじめとし、航空・ホテル・観光業界などの専門的な分野の体験授業を行っています。1学期に行われたマナー・接遇講座や国際・観光をテーマにした学園内連携授業に続き、2学期前半も、学外授業や講演、検定対策など様々な取り組みをしました。
まず、2018年9月1日には、大阪国際空港を訪れ、整備士の方に格納庫を案内していただいて整備中の飛行機のコックピットや客室を見学したり、客室乗務員の方のご指導のもと、実物大の飛行機の模型の中で機内アナウンスや機内サービスを体験しました。現役の整備士や客室乗務員の方からそれぞれの仕事に関する様々なお話を聞いて、1台の飛行機を安全に快適に運航させるためにたくさんの方が関わっていることや、航空業界で働く方々がどのような想いで仕事をされているのかを知ることができました。
また、9月22日には、中之島にあるリーガロイヤルホテル(大阪)を訪れ、ホテルのスタッフの方に館内を案内していただきました。ロビーをはじめ、チャペルや披露宴会場、スイートルームなど普段見ることができない場所も見学したあと、ホテルの仕事についてお話を聞きました。また、ホテルで過ごされているお客様の様子やスタッフの方の対応の仕方を実際に見させていただくなかで、観光業界で活躍するうえでとても大切な「おもてなし」の心を感じることができました。
9月8日には、現役の旅行会社社員の方をお招きし、旅行業界について講演をしていただきました。旅行業界の概要や旅行会社の仕事についてお話を聞いたあと、「理想の修学旅行」というテーマで、グループごとに修学旅行のプランを企画して発表しました。12月に予定されているアメリカへの修学旅行を控え、旅行会社の方々が修学旅行のためにどのような準備をしてくださっているのかなど、それぞれ考えを深めることができたようです。
そして現在は、11月に受験する秘書検定へ向けて勉強しています。秘書検定合格をめざすなかで、社会に出て働くうえで、どのような職業でも求められる基本的な常識について身につけられるよう、受験対策を行っています。