大阪市北区西天満の「ギャラリー白」で、本校美術コース(現:美術科)OG中島綾香さんの個展が開かれました。
美術コース5期生の中島綾香さんは、大阪芸術大学の大学院工芸学科陶芸コースを卒業後、金沢の卯辰山工芸工房で3年間修行をされた後、現在は母校の助手をするかたわら作品制作をし、定期的に個展・グループ展等で発表されています。
今回の中島さんの作品の制作工程は、石膏の型の上に板状に伸ばした陶土を置き、形成をした後、乾燥をさせてから素焼きをし、その後全体の色を決める釉薬をかけた後、繊細な線での上絵付けをし、最後に本焼きをして完成させるものでした。
中島さんの個展は今回で9回目になりますが、毎回少しずつ作品に変化が感じられる事や、制作を続けることの大切さを改めて感じさせてくれました。
美術科長 堀江靖之