お知らせ

美術科2019年修学旅行の様子

19.12.20
2019年12月9日~14日、美術科2年生が修学旅行でフィンランドを訪れました。

現地1日目
関西空港を出発、直行便で約10時間半のフライトでヘルシンキ空港に現地時間15:00に到着。
あいにく、元老院広場前のクリスマスマーケットは月曜日がお休みだったので、歩いて直ぐ側の港にあるクリスマスマーケットに移動しました。
冷たい雨が降る中、生徒たちはわずかな時間の中でお土産品を楽しそうに探していました。
その後バスに再び乗車して、ホテルに向かいビュッフェ形式の夕食をとり、一日を終えました。

ヘルシンキ大聖堂を背景に集合写真

クリスマスマーケットまでの雨中の町並み

現地2日目
この日は、フィンランドの著名な作曲家のジャン・シベリウスのモニュメントがある雪化粧をしたシベリウス公園に降り立ちました。
その後、クラスを2班に分け、世界的な建築家であり、デザイナーのアルバ・アアルトの自邸とアトリエ見学、そしてフィスカルス社(旧アラビア工場)の見学をしました。
当時のアアルトの生活や、デザインの仕事に思いを馳せたり、フィスカルス社のデザイナー達のアトリエも見学させていただきました。
デザインの仕事の一端を垣間見たり、ギャラリーや展示室でアラビアや、イッタラの製品の歴史や変遷見ることが出来、大変刺激的な一日でした。
その後、岩の教会テンペリアウキオ教会を見学し、夕食後には1日目に見れなかった元老院広場前のクリスマスマーケットを見学することが出来ました。

アルバ・アアルトのアトリエ見学

フィスカルス社のショールーム見学

現地3日目
3日目は、ヘルシンキ市内を離れバスで約1時間半ほど離れた校外のフィスカルス村へ出かけました。
フィスカルス村はフィスカルス社の製品、フィスカルス・アラビア・イッタラなどの製品等のデザインに関わっておられる作家や、デザイナーの方々が実際に住んで創作活動を行っている村です。
生徒たちは、キャンドル制作・スプーン作り・吹きガラス体験や、陶芸家のカリン・ヴィドナスさんのアトリエ見学・講話の聴講等、有意義な一日を過ごしました。
その後ヘルシンキ市内に戻り、マリメッコ本社横のアウトレットショップにて買い物も楽しみました。

フィスカルス村での吹きガラスのワークショップ

陶芸家のカリン・ヴィドナスさんのアトリエ

現地4日目
この日は、昨年12月5日オープンしたばかりで、世界最高図書館に選ばれたヘルシンキ中央図書館での館内ガイディングツアーと、図書館ホールを貸切で、現地デザイン専門学校講師によるセミナーとクロッキー体験が行われました。
クロッキーが始まると生徒たちの集中力に現地の講師の先生も大変驚かれていました。
その後、現代美術館「キアズマ」、デザイン博物館を見学し、人間と自然の共存をテーマにした現代美術や北欧が世界に誇るデザインに触れることが出来ました。
夕食前にムーミンショップの「ノルディス」スーパーマーケットでの買い物の後、市内の繁華街エスプラナーデ通りを歩いて、映画「かもめ食堂」で有名なアカデミア・ブック・ストアーを訪れた後、夕食会場のレストランに向いました。
食事の後、栞デザインの優秀者、クロッキー優秀者、そして修学旅行中に誕生日を迎えた生徒達に添乗員さんからの粋な計らいで、素晴らしい贈り物をいただき、大いに盛り上がりました。

ヘルシンキ中央図書館の館内ガイディングツアー

ヘルシンキ中央図書館ホールでのセミナーとクロッキー

最終日
いよいよ最終日、ヘルシンキ中央駅を散策後、アテネウム美術館を背景にクラス写真を撮影しました。
そして最後のプログラム、アテネウム美術館で作品鑑賞を行った後、レストランで昼食をとって、いよいよヘルシンキ空港に向けてバスが出発です。
関西空港へ向け飛行機が飛びたち、楽しかったフィンランドの旅も、とうとうフィナーレへと向かいました。

アテネウム美術館前での集合写真

アテネウム美術館での作品鑑賞

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