探究学習の授業の様子
21.03.05
キャリア進学コース・幼児教育コース・スポーツコースの2年生では、世界が2030年までに達成することをめざした、持続可能な開発目標[通称:SDGs(エスディージーズ)]をテーマとした探究学習を行っています。
担当するSDGsから1つの国に着目し、日本との比較を通して課題について考え、自分が所属するコミュニティーにできることなどについてまとめました。
その成果として、最後にクラスメイトに向けて発表を行いました。
探究学習を終えて、一部ですが生徒の感想を紹介します。
「今回の発表までSDGsについて取り組んで、思っていた以上に世界の状況の良くない面や日本の現状、良い国の手本を知ることができてよかったです。
この授業を受けて、電車の中で今までは気づかなかったポスターなどが目に留まるようになったり、大人の方でSDGsのバッチをスーツに付けている人を見かけるようになりました。
そして私自身SDGsに敏感になり自分なりにできることを考えてみたりするようになりました。」
「私は海が好きなんですがSDGsの[海の豊かさを守ろう]を調べて知らなかったことをたくさん知れてよかったと思いました。
ウミガメがごみを飲み込んで命を落とした事実や、プラスチックごみが海に引き起こす害など、私たちがちょっとくらい大丈夫と思ってしていることが海の生き物にどれだけ大きな害を及ぼしているのかをたくさんの人に知ってもらうことが、海の環境問題解決への第一歩だと思います。
知ってもらうだけでなく、私たちに何ができるか、何を意識して過ごせばいいのかなどをハッキリさせる必要もあると思います。
好きな海をこれからも綺麗に保つためにもごみの分別や、海の環境を悪化させることなど、日々の行動に気を付けていきたいと思いました。」
「SDGsは授業で初めて知りました。
そこから深く調べることができてより国の問題を知ることができました。
自分の探究したものだけでなく、ほかの人の発表を聞いていろんなSDGsの内容が分かりました。
自分ができること、国の取り組みなど深く考えれたのでよかったです。
これからはSDGsのことを頭に入れて、自分にできることを少しでもできればいいなと思いました。
エコバックを持ち歩くなど簡単なことから始めていければいいなと思います。」
大阪成蹊女子高校は、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。