音楽コース 音楽探究「ピアノ解体ショー!?」の様子
21.11.24
2021年10月14日(水)、音楽コース1年「音楽探究」の授業で、KAWAI楽器の調律師の野島氏をお招きし、「ピアノ期待ショー!?(ピアノ構造論)」を行いました。
「ピアノ1台につき18トンの力で、それぞれの弦を張っています。」
乗用車が約1トンと考えると18台分です。
ピアノ解体ショーと聞き、少し構えていた生徒の興味がグッとピアノに集まりました♪
ピアノに大切な「響板」は、素材を輸入してから加工に至るまで、約3年から5年かかります。
これは、自然と水分が抜けるのを待ち、水分率を6%に調整するのに必要な時間です。
その過程を経て出来上がる響板は、小さな音のオルゴールを近づけても、とても大きな響きができる仕組みになっています。
ピアノの構造について学んだあとは、調律の体験をさせていただきました。
ピアノのハンマーヘッドもいただき、よりピアノという楽器を身近に感じることができた1日となりました。
※写真撮影時のみマスクを外しています。