お知らせ

2月1日全校朝礼での学校長講話

22.02.01
皆さん、おはようございます。
今日から2月です。
2月は、1,2年生だけで授業を受ける月でもあります。
そして、皆さんの1年間を締めくくる時期になりました。

これまでにも何度かこの話をしましたが、皆さんの職業は「学生」で、その仕事内容は「学習すること」、そして仕事をするうえで大切なことは、「真剣に取り組むこと」です。
皆さんの「真剣さ」にすごく期待しています。

また、いよいよ来週は私立高校の入試です。
今年も大阪成蹊女子高校には、多くの出願がありました。
皆さんの職業を「大阪成蹊女子高校の生徒」とすると、その仕事内容の中には、「日々、学校内外で成蹊女子高校のPRをすること」があります。

制服を着て、制かばんを持つなど、成蹊女子の生徒としての振る舞いが学校のイメージを作り、学校のPRにつながります。
部活動などの結果が学校の紹介や宣伝にもなります。

一方で、残念ながら、苦情や問い合わせの電話やメールがくることもあります。
制服を着ている皆さん一人ひとりの言動は、成蹊女子高校生全員の評価になってしまう、ということも忘れないでほしいです。

さて、突然ですが、赤ちゃんの成長を身近で見たことがありますか。
動物でも同じですが、生まれた時にはできなかったことが、次々とできるようになっていくのを見ると、嬉しくなるし、とっても愛おしい気持ちになりますね。

しかし、だんだん成長していくと、「新しくできるようになること」はそれほど多くはありません。
もっと成長を重ねていくと(年齢を重ねると)、どちらかというと「前はできていたのにだんだんできなくなること」が増えていきます。
その時は、寂しさや悲しさを感じるかもしれません。

そう、ずっと「できるようになったことを喜び」として生きることはできないのです。
このことにあまり気づかず、「やっても無駄」とか「もう諦めた」という言葉を口にするのではないか、と私は考えています。

「できるようになること」つまりは「結果」で喜ぶのではなく、まずは「何事にも真剣に向き合う・取り組む自分」を認めていける人になってほしい、私もなりたい、と思っています。
コロナ禍の今、できなくなったことで世の中は溢れていますが、今できることから真剣にやってみませんか。

コロナ禍と言えば、昨年2月の全校朝礼でも「いつ・誰が・どこで感染してもおかしくない状況です。」と私は伝えていましたが、今の感染急拡大はまさにその状況です。
自分が感染しているかも・・・と考えると不安で押しつぶされそうになりますが、その気持ちは少しでも持ち続けてください。
私は大丈夫、ナンテ決して思わないでください。

私たち教職員も一緒です。
皆で「今、感染拡大をしないためにできること」をしっかり続けましょう。
マスクをしていても笑顔を心がけ、1日1回はニッコリ!することも忘れないでくださいね。
では、これで2月の校長講話を終わります。
一覧へ戻る
Page Top